代表メッセージ

TOP MESSAGE
img01_comment

取締役社長 渡壁 伊智郎

事業概要について

みなさんこんにちは。当社の採用情報サイトを訪問いただき、ありがとうございます。
当社は1999年5月に近畿日本鉄道株式会社から分離独立し、設立から20年余りと比較的若い会社ですが、近鉄直営時代から通算しますと、90年を超える歴史を持つ会社です。

当社は近鉄沿線に加え、茨木市や摂津市、京都市などを含め広大な路線を持つ路線バス事業が中心にみられがちですが、全国各地を結ぶ高速バス事業や、団体利用やイベントの輸送を担う貸切バス事業など、複数の事業を展開しています。
また最近では、地域のバス事業を自治体から請け負う受託事業や、インバウンドを中心としたお客様の移動・観光に利用される空港リムジンバス事業、定期観光バス事業も盛況です。

バス事業の最大の使命は、言うまでもなく安全の確保です。
そのうえで、当社は地域のみなさまに喜んでいただき、信頼される企業をめざしています。
近年、バス業界では運転士不足や労働条件の改善がささやかれていますが、当社も例外ではなく、社員一人ひとりがより働きやすい職場環境をめざして、給与体系や従業員の待遇改善に積極的に取り組んでいる最中です。

img02_comment

将来のビジョン

近年は、公共交通における運転士不足などの影響から路線バスの減便や廃止が注目されがちですが、高齢者における免許の返納や、若年層においても自家用車保持率は減少傾向にあります。
これらの背景からも、もう一度公共交通が見直される時期は確実に近づいていると思います。

諸外国を見渡せば、鉄道でもバスでもそうですが、公共交通は補助金などの公的なお金が投入される形で運営されています。
すぐにとはならないでしょうが、日本においてもそのような形になってくるのではないかと考えます。
もう一度公共交通が見直された時、近鉄バスが必要とされるために、「ラストワンマイルを担う乗り物として、どのような選択肢があるのか」を考えながら、今後を見通す必要があると感じています。

また、直近では2025年4月に開幕する大阪・関西万博や夢洲のIR(統合型リゾート)など、大規模な集客施設の誕生が予定されている中、当社も輸送の面で、積極的に参画していきたいと思っています。

さらに、外国人の方々を中心としたインバウンド需要の高まりは、今後も継続する見込みです。
数年前は東京や大阪、富士山といった代表的な日本の観光地のみというイメージでしたが、現在は行き先が地方都市の観光地にまで拡大しており、そのニーズに応えるべく、高速バスなどを通じて積極的な取り込みを行っていきます。
その一環として、運賃面でのバリアフリー化といいますか、既存のICカードに限らず、QR決済やクレジット決済をはじめ、多様な決済方法の導入について、今後取り組んでいきたいと考えています。

img03_comment

新卒採用者へ求めること

当社は、バス事業を展開しているということもあり「ノルマ」に追いかけられるということはありません。
そのため営業活動においても、いわゆる世間一般的なモノ売りではなく、新規路線の開拓・開設やイベント企画、グッズの販売など、企画業務が主軸となっており、現場からの意見を吸い上げて、既存路線の効率化や新たな路線ニーズの開拓などを行っています。
ですから、最も大切にしていることは、コミュニケーションとチームワークです。
学生のみなさんにおきましても、このコミュニケーション力は大事だと考えています。

例えば、優秀で何も相談しなくても一人で仕事を進めることができる方よりも、いろいろな方々とコミュニケーションを取りながら、1つずつ課題を解決していく方の方が、当社の事業スタイルに合致していると考えます。
事業の特性上、現場への指示や調整ごとが多い中で、従業員間での意思疎通はもちろん、他社の共同運行会社との折衝など、その基本はすべてコミュニケーションです。

また、社員に対しては、いい意味で自由に仕事を任せています。
一人ひとりが自由な発想で、さまざまな企画を考え、実行していく。
従業員同士がチームとなって、新たなものを考え、進めていく。
そんな仕事での経験を、また次の企画に活かしていくというイメージです。

最後に、当社は社員を大切にし、明るい職場づくりを目指しています。
いろいろな人とコミュケーションしながら、わからないところは教わりながら、そういった素地はありますので、人と話すのが好きな方、何か新しいことにチャレンジしたい方は、ぜひ来ていただければと思います。

PAGE TOP